日本における吃音教育の歴史を伊沢修二の吃音矯正から「吃音者宣言」までたどり、吃音を「治す」時代から「共に生きる」時代への社会的転換を論じた書。
#社会・人権
「社会・人権」に関するアクセシビリティ関連情報を自動収集して掲載しています。
(引用)臨床と研究を往還してきた児童精神科医が,ケースを通して多様な発達像を取り上げ,従来の発達障害観を超え,ニューロダイバーシティの視点から新たに試みた一冊.
地域におけるケアの社会学
(引用)富山型デイサービスの歩みと活動を通して、「わやわやでやわやわ」と語られるケアのありようを、単なる混乱や例外としてではなく、切り分けられない生活に応じて支え方が組み替えられていく動きとして捉えし、こうしたケアが、どのような関係と手立てのもとで引き受けられ、成り立ち続けているのかを描き出す。
障害者のベトナム
(引用)ベトナムの農村で暮らす障害者は、従来明らかにされていなかった。本書はフィールド調査に基づき、障害を持つ彼らの「生活」にはどのような主体がその機能と役割を担っているのかを考える。また傷病兵・枯葉剤被災者という戦争を原因とする人々も含め、彼らの「声」を活写する。
「障害の政治」と多声性
(引用)重度知的障害者をはじめ、マジョリティ社会によって他者化された人々が排除されてきた「リベラリズムの正義論」を超克するケアの倫理を熟考し、批判的障害学が提起したエイブリズム概念に基づく代表性の問い直しによって拓かれる「障害の政治」の再構築を探る。
学校の中のディスアビリティ
(引用)通常学級における発達障害児の相互行為や人々の視線を多角的に分析し、制度や実践の背景を明らかにする。2010年代のフィールドワークを起点に、参与観察やインタビューによって教師の発達障害児への対応とその背景を検討する。
生物学者で障害児の親でもある最首悟が、『わかる』ことから生じる『わかりにくさ』について思索した論考集。全共闘運動や水俣公害への関わりを通じて、障害と社会の関係を問うた初期著作60篇以上を収録。
企業・行政・NPO等の多様な立場の実践者が集い、DE&I実装の課題に対して問いを起点に継続的に対話し、自分たちの現場での実践をアップデートしていく全5回のコミュニティ。
知的障害・自閉のある人たちの自立生活について。家族からの独立、地域・支援活用、複雑なコミュニケーション、多彩な日常の具体例から、この社会を見つめ直す。
身体障害者である詩人・介助者・アナキストの究極Q太郎による詩集。散歩への依存を通じ、身体への負荷と意識の変容を追求する作品群。著者の多面的な経験と思想が詩として結晶した一冊。
(引用)「投票できる/できない」とは何を意味するのだろうか…… 知的障害者の親たちが抱いている気持ち(とてもデリケートな気持ちも含めて)を可能な限り社会で共有し、知的障害者が投票に参加するとはどういうことなのか、どういう意味を持つのかを社会のみんなで改めて考えること。それは、障害の有無に関係なく、みんなにとっての社会参加、政治参加を考える契機にもなりうること。 はじめに 第1章 東京都品川区の取り組みーー…
『ケアと演技』はケアをテーマにした舞台作品。字幕、ふれる模型、視覚情報説明等、充実したアクセシビリティ対応で開催。
ハンセン病問題と人権Q&A
(引用)ハンセン病患者の強制隔離を規定した「らい予防法」が1996年に廃止されてから30年。ハンセン病回復者や家族の人権回復はどこまで進んだのか、課題は何か。ハンセン病の基礎知識をふまえ、強制隔離政策で患者の人権が侵害された歴史を振り返り、「らい予防法」廃止後のハンセン病国家賠償請求訴訟やハンセン病家族訴訟、「ハンセン病問題に関する検証会議」の報告書、「ハンセン病問題基本法」の制定、菊池事件の再審の動き、…
教育が「発達障害」を作るとき
(引用)発達障害とは自閉症やADHDなどを含む概念であり、低年齢児からその特性が現れる脳機能の障害として捉えられている。だが、当事者個人ばかりに目を向けると「できなさ」や「問題行動」がクローズアップされ、心理的・医学的な支援だけがおこなわれることになる。 それに対して本書は、「発達障害は人々のやりとりのなかで作り出される」という視座から、社会や制度が「発達障害」をどう取り扱っているのか、そして当事者に寄り…
ジャパンナレッジがWCAG 2.2 AA準拠に向けてアクセシビリティを強化した事例から、民間企業の改善取り組みが障害のある利用者への利便性向上にとどまらず、企業イメージ・認知度向上につながる価値投資であることを論じている。
AI — me
LLMの使用と限界に関する個人的な立場を述べた短編。ソフトウェア開発におけるLLMの活用と非活用の線引き、および大手テック企業によるLLM統合とファシズムの関係性について論じ、セマンティクスの重要性を強調する。
SDGsの基本原則「誰一人取り残さない」とアクセシビリティの接続点を論じた記事。教育・雇用・都市開発など複数の目標達成にはアクセシビリティが土台となることを指摘する。
配車サービスのアクセシビリティ責任者へのインタビュー。UIに留まらず車両・運転者・コミュニケーション・移動支援機器・認知ニーズまで含む包括的アクセシビリティについて論じる。
SNS上での炎上議論をめぐるアクセシビリティ問題を分析した記事。代替テキストのないスクリーンショット投稿が視覚障害者を情報から排除し、専門家のインクルーシブ教育論と実際の発信行動の乖離を指摘。
車椅子利用者など歩行が困難な人を対象とした駐車禁止除外指定車標章の交付基準が、都道府県によって異なることを指摘。同じ障害等級でも神奈川県と東京都で異なる扱いを受けるなど、地域による格差の実例を示す。
高次脳機能障害による記憶障害などの困りごとを例に、共生社会を『精神論』から『設計論』へシフト。障害の社会モデルと12の具体的対策を提案し、環境設計による共生実現を論じる。
車椅子ユーザーが、バリアフリーと表示された施設や住宅の段差や階段の存在を指摘し、実装と表示のズレに対する不満を述べる。
聾友人との交流と映画字幕のセッション参加を通じて、手話や字幕がろう者や聴覚障害者のための『支援』ではなく、すべての人にとって便利で心地いいコミュニケーション手段であり、『感じる』『考える』『語り合う』体験を設計することの価値を実感。
アクセシビリティカンファレンスCHIBA 2026での参加体験から、個々人が持つアクセシビリティの概念がいかに多様であり、それを拡張することの意義を探る。感覚ゲームとJALの客室乗務員による事例を通じて、仕組みと心配りの補完関係を考察する。
見えないバリア(制度・情報・コミュニケーション・心理的)の根源は知らないことにあり、これを解くには相手を知ろうとする姿勢が必要だと論じる。社会における支え支えられる関係は流動的であり、誰もが何らかの困難を経験する可能性を踏まえた社会設計の視点。
路線バスの最前列左側の座席が減少する背景と、その座席への思いを綴ったエッセイ。乗客にとっての快適さ(前方視界・隣席なし)と、安全性・バリアフリー・運転士のストレスとの間にある葛藤を描く。
バリアフリー情報サイト『ふらっと。』を運営するAyumi代表の起業ストーリー。車椅子利用者である従兄弟との旅行で感じた『諦め』から始まり、事業の失敗を経て『障害のある人にも企業にも寄り過ぎない中立の立場』を学んだ経験。
出版記念対談 ーインクルーシブ教育と民主主義をめぐる座談会
インクルーシブ教育の理念と実践が過去10年でいかに変化したか、社会モデルの視点から、次期学習指導要領における『多様性の包摂』の意義を踏まえ、民主主義との関係を考える座談会。
身体的な困難を経験した作者が、バリアフリーの重要性をDTM楽曲にした作品。日常の設備から社会全体へ視野を広げ、相互扶助と思いやりの大切さを表現。
1964年東京オリンピックのピクトグラムと日本発祥の点字ブロックから、『相手の立場で考える』というバリアフリーデザインの本質を探る。視覚や言葉の壁を越えた『道しるべ』の意義を対話で考察。
『車を減らせば人にやさしい街になる』という単純な論を批判。ドイツの社会実験から、高齢者・障害者のアクセス権を守りながら公共空間を再配分する、アクセス中心の都市設計方法論を提示。
鉄道駅員20人への調査から、車いす利用者の単独乗降ルールが実態と合わない問題を報告。利用者の自立・自由と業務効率の両立を求める現場の声。
亡き祖父が遺したノートから高齢化社会と住み良い街づくりへの想いを発見。その想いが父・母を経由して、福祉教育と障害平等研修に携わる著者へと引き継がれていく家族史と世代間のバトン。
車いす利用者として社会的少数派であることの体験。配慮される側の立場と心に抱く異質感。劇場での舞台観賞を通じて、変わりゆく時代の中で自分の価値をどう問うかを考察する。
第169回芥川賞受賞作『ハンチバック』の読書感想。重度障害のある著者による作品が問い掛ける、障害と社会のつながり、バリアフリーの未成熟さ、そして生きることへの執着。
スウェーデンにおけるユニバーサルデザイン導入の経緯。障害者権利条約批准後、「指導原則」として位置づけ、既存のアクセシビリティ・ユーザビリティと組み合わせたガバナンス重視のアプローチ。
杖をついた人との出会いから見えた移動の困難さ。高齢者の視界制限による危険を経験し、街づくりには多様な立場の人の参加が必要だと述べた随筆。
精神障害のある人の就労における合理的配慮について、団体による意識調査(181件)に基づく報告と提言。職場での開示や相談の困難さ、必要な配慮のあり方を報告する。
Why you should never tell a Deaf person they aren't missing anything #Accessibility #DeafAwareness
聴覚障害のある人がキャプションを必要とするとき、『何も逃していない』と言うべきではなく、本人の判断を尊重することの重要性を主張する。動画へのキャプション提供の必要性を訴える。
車椅子ユーザーが子どもと改札を利用する際の見えにくい身体負担を、動作ごとに可視化。『できている』ことと『無理なく行える』ことの違いを指摘し、運賃支払い制度の改善を提案。
デンマークでのユニバーサルデザイン導入史。民間活動から公的制度化、ボトムアップで推進される権利ベースの転換過程を描く。
AIグラスやAIアシスタントが視覚・記憶・翻訳などの能力を外付けできるようになれば、個人の能力差による生活上の不利益は小さくなるか。ベーシックインカムとの組み合わせで社会はどう変わるか論じる。
異文化間教育の再創造
異文化間教育の前提を問い直し、差異と文化を固定的属性ではなく社会的実践の産物として捉え直す新たな枠組みを提示。
防災ウォークで支援者が車いすや歩行器を体験し、街の段差・冠水・路面破損といった避難時のバリアを発見。地域全体で介助経験を増やし、災害に備える必要性を指摘する。
実家のバリアフリー化で親と衝突する理由を分析し、親の生活感と尊厳を傷つけない改修の進め方を解説する。安全性を名目とした押し付けが自尊心を奪う構造と、親の思いに寄り添う改修のアプローチ。
遠隔操作で動く分身ロボット『OriHime』の機能・活用事例・開発の背景を紹介。孤独の解消を目指し、不登校や難病・障害で外出困難な人が社会参加・就労・教育を実現するツール。
デジタルストーリーテリングによって、ろう者の経験や社会的包含についての会話が再構築される過程を論じる。コンテンツクリエーターが固定観念に挑戦し、組織を認識から実行へ導く役割を焦点とする。
筋ジストロフィーのある人が公共トイレのリフト不足を訴えた事例。外出制限と社会参加への影響、北欧の公共インフラの課題を記録。
発達障害の診断の有無よりも特性把握が重要という考察。診断タグに囚われない個人の生き方と工夫。
アフリカにおける障害者の就労・雇用の現状と課題について、障害者権利の視点から探索するラウンドテーブル会話。個人・組織・政府が取り組むべき実践的アクションを議論する。
アメリカの映画アクセシビリティの発展を、公民権運動の歴史とAD(音声描写)制作の実践がいかに絡み合ってきたかを論じたレポート。法制度と実際のアクセス実現のギャップ、映画館からストリーミングプラットフォームへの変化も扱う。
(引用)つながりのある地域で暮らし、老いることは、誰にも保障される権利である。 限界を超えた家族ケア、故郷を離れたグループホーム、 ショートステイを転々とする暮らし、そして、突然のグループホーム閉所……誰もが地域で暮らし続けられる社会へ──社会資源のあり方を問い直す 地域に暮らし続けるために、つながりを駆使し、新たな社会資源をつくる人たちもいる希望! 当事者家族や福祉・自治体職員・研究者・マスコミなど多様…
開発プロセスでアクセシビリティが落ちる理由を分析。開発者の無関心ではなく、組織のプロセス設計の課題を指摘する。
ろう者である写真家・齋藤陽道による、私立ろう学校・明晴学園の校長へのインタビュー。バイリンガル・バイカルチュラルろう教育の理念と実践、手話に基づくろう者のアイデンティティ形成を語る。
アートミーツケア学会の設立20周年を機に、「アートとケアが出会うとはどういうことか」を改めて問い直す研究会。学会の理念と存在意義を言語化し、10月の大会へつながる対話の場である。情報保障あり。
車椅子席の運用において、最初から人を『車椅子席の人』というカテゴリーに分類し固定することの問題を指摘。本人が席種を選び、配慮はあとから調整する設計の重要性を述べる。
24時間テレビ放送後に増加する『善意の押しつけ』による身体的危険と心理的負荷を描き、相手の意思や安全を尊重する配慮の重要性を訴える。
下肢切断のある夫との日常を通じて、先天性と後天性の障害経験の違いや、その時々の気づきを、自分たちのペースで綴ったエッセイ。
車いす利用者が韓国鉄道旅行で出会った段差と、障害のない同行者との関係の変化から、社会と障害について考える手記。
医療型短期入所施設『はっぴぃかぼちゃん』の利用者が支援技術を活用して描いた作品展。熊本市現代美術館で8月30日から9月30日まで開催。『意志がひらく無限のキャンパス』をテーマに、支援技術がもたらす表現の可能性を展示。
バリアフリー・格闘ゲームイベント『ハチエフ26』の参加者インタビュー後編。一般プレイヤーから障害のある人まで多様な参加者が、イベントを通じて感じたバリアフリーeスポーツの可能性を語る。
情報の取捨選択が苦手な人が経験する認知の困難を、発達障害の脳機能特性から説明。現代デジタル社会の設計課題と、インクルーシブデザインによる改善を論じる。
24時間テレビの観覧から、チャリティ活動における障害者と出演者の負担と危険性を問う。感動と引き換えに誰かが背負う負荷の是非を問いかける。
職場が『聞こえることを前提』に設計されていることが、聴覚障害のある人の働きづらさの本質だと分析。合理的配慮だけでなく、職場文化と情報共有の在り方を転換することの重要性をキャリア理論の視点から説く。
『まぜこぜ一座』による舞台『月夜のからくりハウス』の観劇ルポ。多様なパフォーマーの表現と、手話・字幕・音声ガイドなどのバリアフリー対応の両立から、共生社会の在り方を提示する。
ウェブアクセシビリティをレストランのトイレ清潔さに例え、アクセシビリティが組織の配慮と誠実さを示すシグナルになることを論じる。
アフリカの障害者青年が OPD(障害者自身による組織)・草の根キャンペーン・アドボカシープラットフォームを通じて声を上げ、変化をもたらす取り組みを紹介。アドボカシー活動の開始と支援の方法も提示する。
社会的VRでの障害者の経験調査。67人の調査から19種類のハームを特定。VRの没入感と身体性が負の経験を強化する特性と、設計段階での安全メカニズムの必要性を論じている。
自家用車禁止政策がもたらした都市計画の失敗を、高齢者・障害者・移動制約のある人のアクセスを奪った構造から分析する。効率化と滞在の快楽は別だと実証データで論じる都市論。
重度四肢麻痺の人を中心に、多様な特性を持つ人が働く就労継続支援施設。『誰かの困りごとはみんなの困りごと』という理念のもと、個別対応・定期ミーティング・運営委員制度で、働きやすい環境を作り続けている。
著者は車椅子ユーザーで関節炎がある。立位設計のカウンターでは手作業の負担が大きく、みじん切り野菜を利用する。この選択を環境破壊と批判する人に対し、障害者が環境配慮製品の対象外にされるeco-ableismの問題を論じている。
芸術高等教育の専門家が構築したプロジェクト。障害者の社会的包摂を促進する芸術家とアイデアを時系列で集約したギャラリー。
Reading List 361
Web 標準・CSS・AI・プライバシーなど、Web と社会に関するニュース・記事へのリンク集。
知的障害のある人とその家族の視点から、インクルーシブなデザインと国際的なアドボカシーについてInclusion International のエグゼクティブディレクター Jamie Cooke と対談する。
既存の制度や価値体系の内部で「別の生き方」の可能性を示す建築・ファッション・デザイン・演劇・ストリートカルチャー・現代アートの実践者たちの文化実践を紹介する図録。
Netflix の推薦システムで個人の複雑な選好が十分に反映されていない問題を指摘し、より詳細な rating button の提案をユーモアを交えて示す。
筋ジストロフィーのある画家・詩人が、わずかな指先の動きでデジタルアートを制作し続ける人生を語るインタビュー前編。創作の原点となった徳島での経験、絵を描く意味、制作方法を聞く。
筋ジストロフィーのある画家・詩人による、お気に入りの作品と詩、可能性アートプロジェクトでの社会的役割、今後への想いを語るインタビュー後編。
盲ろうの小林さんは触手話をしながら歩く
盲ろう者が触手話でコミュニケーションしながら日常を過ごす様子。歩行中の情報獲得と社会参加の実例を描く。
ろう者のデフファミリーとして育ち、マンガを日本語の教科書とした著者のライフストーリー。ゲーム開発やライター活動を経て、現在きこえにくい子ども家族向けの情報交換の場を運営する。
知的障害のある人もない人も共に働き、共に生きる場所をつくることを目指した「わっぱの会」の創設者・斎藤縣三さんの人生と事業を描いたインタビュー。1970年代の隔離・収容型施設の現状に疑問を持ち、共同生活体から無添加パン事業へと展開する過程を追う。
障害のある人の呼称と表記について、国連標準や社会モデルの視点から考察したメディア記事。言葉が社会の障害観を映し出す意味や、本人との対話に基づく呼称選択の重要性を扱う。
車椅子ユーザーが『危険性』というレッテルを貼られた経験について扱ったビデオ。障害者が直面する社会的なレッテルやバリアを扱う内容。
欧州議会の議員と、アクセシビリティが市民権・消費者保護・経済成長戦略であることを論じる対談。政策決定の場に障害者代表がいることの重要性を語る。
パラリンピック銀メダリスト福永凌太選手が視覚障害児施設を訪問し、運動指導やパラリンピックメダルの共有を通じた交流を実施。視覚障害のある子どもたちのスポーツ参加機会を広げる取り組み。
小学生を対象にした社会モデル学習授業ツール「ふつうのじかん」の無料配布開始。「ふつう」を問い直すことで見えない障壁に気づき、学校生活をアップデートしていくプログラム。全4コマ構成で教員が自由に活用できるオープンソース。
世田谷区上町の集いの場『ハーモニー』に集う人たちの日常を記録するシリーズ。『気分を天気にたとえると』『理想の1日』『幼い頃の思い出の食べ物』をテーマに、生活困難を抱える人たちの営みと語りを掬い上げる。
東京都美術館100周年記念レクチャーシリーズ。こどもの体験、公共、ろう者の表現、ケアコミュニティ、ふれる鑑賞など6テーマで、多様な人々が参加できる美術館の実践と可能性を探る。全日程で手話通訳・字幕あり。
東京都立城東特別支援学校でのバドミントン体験教室。スペシャルオリンピックス日本の知的障害のあるアスリートが指導者となり、スポーツを通じて障害のある生徒と地域住民が交流する取り組み。
「人それぞれだから」という言葉の多面性を、医学・自然・福祉の視点から検討。個の尊重と社会的連帯のバランスを問い、個性を尊重しながら社会構造の課題に向き合うことの必要性を論じる。
Reading List 360
Web 標準・プライバシー・法制度など、Web と社会に関連する記事・ニュースへのリンク集。
(引用)「これはおかしい」と思いながら、何も言えず「しかたがない」と自分に言い聞かせてしまう。福祉・医療・教育・介護ーー支援に関わるすべての人が、一度はそんな経験をしている。問題は、その「もやもや」や「違和感」が、忙しさや組織の空気のなかで、いつの間にか押し殺されてしまうこと。反抑圧的実践(AOP)とは、その押し殺された感覚を出発点に、支援の現場に潜む抑圧の構造を問い直す実践的な視座である。『脱「いい子」…
K-POP公演における障害者のアクセシビリティ実態調査。予約から入場まで、会場と企画社による支援水準の格差を分析し、法制化を含む改善課題を提示する韓国の報告書。
欧州デジタル市場法(DMA)に違反する形でSiri AIを設計したAppleと、これを拒否したEU規制当局の対立について、規制と企業間の緊張関係を風刺的に論じる。
(引用)性は誰もが追求しうる権利である。だが、これまで知的障害者はリスクの対象として扱われ、権利の主体となることを妨げられてきた。社会における言説、教育と職業支援の現場の声、そして障害者自身の思いを辿りながら、「守る」だけを超えた教育や支援のあり方を提示する。「性」をめぐる議論を更新する画期的研究。 はじめに 序 章 これまでの言説からみる知的障害者の「性」 1.旧優生保護法と知的障害者 2.そもそも「性…
あなたは空気のように
(引用)重い障がいをもつ娘ダリヤを育ててきたアーダは、四十九歳で乳がんを告げられる。限られた時間の中で彼女は娘に語りかける。介護の日々に刻まれた葛藤と喜び、溢れる愛。生と死の境界で紡がれる想いを描いた自伝的作品。イタリア文学最高峰ストレーガ賞受賞作
(引用)医療的ケアの必要な子どもの母親は、どんなことに苦労しどんなことに悩みながら仕事を続けてきたのか…… 自身の33年間に及ぶ経験をもとに、「医療的ケアの担い手問題」「障害児の母親規範」といった根本的問題を問いながら、医療的ケアの必要な子どもと家族のこれからと、母親の就労問題を考える、当事者・家族、専門職、研究者必読の書
(引用)「こんな状態なら死にたい」「迷惑をかける人は死んだほうがいい」--難病等を理由に自ら死を望むことと、障害者や高齢者に他者が死を迫ることがともに「安楽死」という言葉で語られる。その背景には、何があるのか。死を望む人の根底にあるものをたどり、どんな状況にあろうと、誰もが肯定されながら生きるための言葉を探す。
曖昧な弱者の時代
(引用)SNSで駆り立てられた「正義」。「真の弱者」から向けられた「偽りの弱者」への怒り。多くの人々が「この社会で損をしている」という思いに突き動かされている今、社会の至るところで噴出する「敵意」や「憎悪」から、私たちは何を聞き取るのか。そして、どう向き合うべきなのか。もっともクリティカルな日本社会論!
(引用)「ヤングケアラー支援」とは何をすることなのか? どのような人を対象として、どのような支援をすることなのか? 支援のゴール、すなわち、ケアラー支援を通じて、どのような社会ビジョンを描くことができるのか? ヤングケアラー支援法制度化後、私たちは何を問われ、どのように支援を前に進めていくべきなのか? 子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト(YCARP)が当事者主体で取り組む事業、調査・研究から、…
大日本印刷による障害者アーティスト支援プロジェクト。8年間の実績から見えた、企業による社会課題解決と従業員教育の両立。アーティストの経済的自立と社会参加を目指す取り組み。
(引用)日本でも知的障害者らの脱施設化・地域移行が進みゆくなか、筋ジストロフィー病棟で長期入院してきた重度身体障害当事者の自立生活移行、自立生活センターによる退院支援の先進的な実践について、詳細な生活史・インタビューから明らかにした大著。
共生への社会学
(引用)医療・福祉・教育の現場での対話を手がかりに、「共に生きる」とは何かを社会学の視点から考える入門書。現実の社会的事象を読み解くための概念や方法を紹介し、多様な他者と生きる社会を構想するヒントを提示する。
知的障害のある人たちが出演するテレビ番組。衆議院選挙への投票参加、ピープルファースト運動、暮らしの工夫などを扱う。
(引用)特別支援教育の理念・思想や構想を流れる底流を探り、 現実化する構想の不完全さを指摘し、今後に期待する。 教育用語/概念としての学習障害の考察から特別支援教育を問う! 特別支援教育はいまだ形成途上の教育制度、その課題を明らかにする。 第1章 「通級による指導」の制度化にいたる動向と議論 ──特別支援教育の底流としての「通級による指導」 第2章 「通級指導協力者会議」での傘概念としての「学習障害」 第…
(引用)ALS患者当事者が、眼球を動かすことだけで、一文字一文字を綴った渾身の1冊のパート2。生と死を自分自身の身体から綴る。
全国の障害者51名への調査。防災訓練参加度・避難所認知度・利用可能性を分析。避難所認知度は82.4%に上るが、実際に避難できると考える人は9.8%に留まり、バリアフリー未整備・支援人手不足・特性に合わない環境が避難の障壁となっている実態を報告。
(引用)既存の権力に支えられ、差別を再生産する言葉。一方で、社会を触発し、変化をこじ開ける力をもつのもまた言葉である。なぜ言葉は人を傷つけることができるのか。言葉と行為の関係に迫り、言語の政治性を縦横無尽に論じる本書は、緻密な理論が政治参加になりうる可能性をも示す。バトラー初の文庫化。(解説=河野真太郎) ラウトレッジ・クラシックス版への序文 謝 辞 序 章 言葉で人を傷つけること 第一章 中傷発言、燃え…
(引用)何の公的支援も無い中で高い志を持って福祉・教育活動を行ったものの、社会事業史において「忘れ去られている」4名の人物を取り上げ、その思想・実践を分析。その4名とは、埼玉県初の育児院の創設者・小島乗眞、育成会の創設者の一人でそこで保護者代表として活躍した加藤千加子、高田訓曚学校を創設した大森隆碩、中越盲唖学校を創設した宮川文平である。それぞれの実践・思想、地域住民や資産家との関わり等について一次史料を…
(引用)事件・事故、災害、虐待、戦争……。当事者の傷を深めないように聴き、かつ報道の役割を果たす。この本の目的は、それができるという確信をあなたに与えること。取材を受けた人たちの洞察、優れた記者の経験、専門家の知恵を得て編まれた実践的テキストの日本版。特別寄稿=大野太輔(NHK)、林香里(ジャーナリズム研究)。 謝 辞 この本について 第一章 はじめに とんでもない目にあったごくふつうの人たちと、 その話…
障害のある作家による作品を展示するアール・ブリュット展。フランスで提唱された芸術概念で、規制の枠にとらわれない自由な表現が特徴。
(引用)「できる/できない」という目に見える⼆分的な評価や能⼒で⼈の価値を判断しがちな社会にあって、個性の広がりや感情の豊かさという「内⾯」に⽬をむける〈ヨコへの発達〉とはいったい何なのか。 障害や病気と共に⾃分らしく⽣きる⼈たちと、彼らと共にある⼈たちが紡ぐ「生活」や「人生」の物語が問いかける。 Part1 坂本彩のまなざす〈ヨコへの発達〉 Story 1 ひとり暮らしがしたいんや Story 2 合っ…
近代日本特別学級成立史研究
特別学級が排除か包摂かという視点から、1900~1910年代の成立過程を歴史的に分析した研究書。
アクセシビリティ推進は技術実装だけでなく、組織内の目的共有、現状把握、段階的な施策実施、チーム間コミュニケーションを重視したプロセス・文化の醸成が必須であることを実践例に基づいて解説する。
貧困研究ハンドブック
(引用)さまざまな分野で「貧困」に関する調査・研究活動を行う日本唯一の学会である貧困研究会が総力を結集した二冊の成果。本書『ハンドブック』は、70項目のキーワード、概念をわかりやすく解説した、貧困の研究と解決の実践に資する手引き書である。
人を目撃した人
(引用)わたしたちが暮らす地はどこですか? 障害者、移民、貧者、病人、非人間動物……。人間の資格を否認され、差別されてきたすべての者たちを「人」として目撃し、人びとの声を小さくする世間の騒音を突きやぶるために現場で闘い続ける哲学者の切実な叫びと障害者との連帯の記録。 日本語版序文 プロローグ その日の踊りを記憶し 第一部 二度目の人 ツァラトゥストラの最初の連れ人 二番目の人、ホン・ウンジョン デヴィッド…
(引用)私の母への介護は正しかったのか――。気鋭の脳科学者が、アルツハイマー型認知症を発症してから8年で亡くなった母との日々を、日本一「認知症らしくない」と言われる当事者と本音で語り合う。進行するもしないも環境次第!? 新しい認知症観に気づき、実践するための書。
(引用)その実現を机上の空論としないために――国内外の先進的な実践現場での参与観察とインタビューから、その障壁と実現可能性を考察。
きこえない人への向き合い方と権利擁護を軸に、手話通訳者の役割と手話という言語を解説する。
(引用)視覚に障がいのある女性たちは、どのように親になる過程を生きているのか 育児能力を疑われるなどの差別の経験、肉眼で「見る」こととは違った「みる」の内実、実母・ヘルパー・ママ友・夫との協働など、様々な側面から複合的に描き出す、親になっていく日々。
(引用)障害者権利条約の批准により、日本の学校教育はインクルーシブ教育を促進していくこととなった。本書は、多様な学びの場にかんする論点を整理しながら、社会モデル・人権モデルに基づき通常学校・通常教室でのインクルーシブ教育を展開するために、教員志望者が予め知っておくべき知識を整理。障害・貧困・民族・性など多様なマイノリティを包摂する社会を目指すための、新しい教育のあり方を学ぶ。
(引用)予定調和を吹き飛ばすその音楽からは、来たるべき社会の姿も見えてくる。知的な障害のある人を含むアーティスト大集団の軌跡。
隠喩としての病い・エイズとその隠喩
(引用)結核や癌などの病いに付される過剰な「意味」はいかに人々を支配してきたか。今も鮮烈な「反解釈」実践の書。(解説=都甲幸治)
(引用)多様性は大事だ。一方で、多様性を推奨する言説や態度にどこか違和感を覚えてしまう人も多い。多様性はむずかしく、面倒くさい? 多様性はきれいごとで逆差別? いま私たちに必要なのは、様々な違和感を起点にしながら、しかしその違和感に開き直ってしまうことなく、現実を直視して問い続けること。そのためのレッスン。 はじめに 多様性について考えることがなぜ重要なのか 多様性奨励への違和感を問いほぐす 第1章 多様…
(引用)異界からのざわめきのような琵琶の響きと語りの声が、この世界に亀裂を入れ、人としてあることの根源的な哀感に私たちを向きあわせる。長年フィールド調査を重ねた著者が、平安時代に遡るその起源から二〇世紀末の消滅にいたるまでにいたるまで、あの世とこの世の媒介者であった琵琶法師たちの実像を探る。(解説=伊藤比呂美) 序 章 二人の琵琶法師 「耳なし芳一の話」 芳一話の系譜 耳と異界 モノ語りの担い手 最後の琵…
(引用)就労支援は誰のために、何のためにあるのか! 悪徳福祉事業者の横行、福祉に理解のないビジネスで小遣い稼ぎをしようとする企業、質の低い管理者・職員の対応に止まらない離職率・・・。 就労継続支援A型事業所を運営する松田は利用者を守るため、今日も問題解決に奔走する! 福祉業界のド真ん中をド真剣に突き進む、元少年課刑事のノンフィクションマンガ第2弾!! ●パート1 福祉作業所への疑問? 新たな共生社会実現を…
(引用)序 章 ノーブランドの私 第一部 ダブル・ライフ〈演技〉 第1章 オキュパイ運動での出来事 私じゃない 第2章 コロナ登場により脅威が増幅 ソフトウェアの仕業 『ルツ記 』のナオミ 第3章 ナオミ・ブランドの危機 反ブランド・ブランディングの問題 デジタル分身 パルプにされたノンフィクション 特異なパーソナリティ障害 第4章 森のなかで自分と出会う 小文字の名前、大きなアイディア 第二部 鏡の世界…
違和感のゆくえ
(引用)〈あなたが働くなかで覚えた違和感を教えてくださいーー〉 違和感をなかったことにせず、立ちどまって目を凝らしたとき、一体何が見えてくるだろう?障害のある人を核とした文化創造発信拠点「たけし文化センター」で働く18名が綴る、違和感のゆくえ。 ・わたしの違和感珍道中(高木蕗子) ・楽に生きてたまるか(塚本千花) ・未解答に拠って立つ(尾張美途) ・即興演奏のような場から(夏目はるな) ・彼らのルーティン…
(引用)特別支援学級の担任を長く勤め、分離教育の横行する学校で「共に学ぶ」を追求してきた教師の名著(11 刷)の増補新装版。学級の記録であり、学校の記録であり、そして社会の記録でもあります。差別される側にとって、学校や社会がどのようなものであるのか、子どもたちとの学習や対話を通じて浮かび上がらせます。国連から「インクルーシブ教育推進」の勧告を受けても、依然として分離教育がなくならない日本。子どもに障害があ…
メディアやSNSで障害者が『克服する存在』として描かれる『感動ポルノ』の問題を解説。社会的期待が主体性を奪い、多様な経験を一面化させるリスクを論じ、障害者本人の声と理解に基づいた関係づくりを提案する。
(引用)「聞こえる社会」に生きるわたしたちの常識を、フィリピンろう者の歴史が静かに揺さぶる。
(引用)“境界知能”という言葉をご存じでしょうか? IQ70以上85未満の生きづらい人たちで、本当は支援が必要なのに見過ごされてしている人たち――。近年、インターネットを中心に注目が集まっていますが、その正しい理解をしている人は多くありません。 本書は、まさに境界知能の少年たちを取り上げた、シリーズ累計170万部超の『ケーキの切れない非行少年たち』シリーズの著者・宮口幸治氏による、境界知能について最新の知…
(引用)わたし(ラウラ)とアリナは親友で、20代のころはお互いに「子どもは産まない」と誓い合った仲だった。その意志をかたくなに貫くラウラとは裏腹に、アリナは結婚し、やがて子ども(イネス)を身ごもる。そんななか、ラウラの暮らすアパートのベランダでは鳩が巣を作り、やがてラウラはアパートの隣に暮らす母子家庭の男の子とだんだん交流を深めていく。やがてイネスが生まれるが、イネスには生まれついて重度の障害があり明日を…
(引用)G・フランクルの未発表論文を完全翻訳。「人と人との関係の中で生じる事象としての自閉」という視点が有する意義を再確認する。
(引用)自閉スペクトラム(AS)上にあると自認している児童精神科医がつづる著者個人の歴史と、自閉症をめぐる歴史、精神医学の歴史。医師となってから半世紀を超えた今、激動の時代とともに自身が歩んできた道程を振り返る。
(引用)「私には他の子供たちのように感じることができず、罪悪感や共感といった感情が決定的に欠けている」--幼少期からトラブルが絶えなかった著者が、病と向き合う中で見出した希望とは。自身の実体験をもとに、知られざるソシオパスの実像と人間の本質を描き出す
ASDを共に生きる
(引用)従来のASD研究は,「ASDとは何か」を巡るものや「ASDの症状の低減・改善」を目指すものが多かった。本書では,この流れを批判的に捉え,「ASDを共に生きるとはどういうことか」という新たな問いに挑む。約3年にわたるエピソード記述をもとに,一人のASD児の〈生きる様〉を共事者として描き出す。
(引用)みんなで考えたい 変わり続ける世界と表現のこと 近年、当事者や支援者、また研究者などの長年の働きかけによって、人間の多様な在り方、社会に根づく差別や偏見、不均衡な社会構造がより明らかになり、「ポリティカル・コレクトネス」、「DEI」、「多様性」といった言葉や、そのような視点を反映した表現に触れる機会も増えました。これらは公正で平等な社会を目指す重要な取り組みであると同時に、自分自身をも顧みなければ…
(引用)ハンセン病療養所の入所者とかかわりを深めながら、泣いて笑った日々。しなやかな文章で綴る、書き下ろし自伝的エッセイ。
(引用)人より何十倍も遅い時間の中で生きる姉との葛藤を描く「キャビン方程式」など、社会の多数派と少数派が共存を試みる7つの物語。
「青い芝の会」の横田弘が遺した強烈な「行動綱領」の意図や背景を、荒井裕樹が資料から読み解く書。津久井やまゆり園事件直後の旧版に新たな論考を加えた増補新装版であり、今を生きる意義を問い直す。
(引用)国家にとって不必要な存在として、救済から見すてられた人びとーー「棄民」。 わが国において、「本当に困っている人びと」との共生は未だ果たされていない。 国が責任を逃れ、「自己責任」「自業自得」という大義名分のもとに切りすてている人びとがたくさんいる。 障害児教育を専門とする教師であり、また、「インクルーシブ・チャーチ」桜本教会の牧師でもある著者は、「棄民」の代表例として「障害者」「非行少年」「ホーム…
あしたの朝、頭痛がありませんように
(引用)難病の弁護士・青木志帆と、診断が確定しない新聞記者・谷田朋美。慢性疾患によるさまざまな病苦(頭痛・吐き気・めまい・倦怠感…etc)を抱えながら、なんとか「健常者」に擬態して生きてきた。そんな二人が出会い、交互に言葉を紡いでいくことで「慢性疾患の日常」が描かれていく。 「健康体」が当たり前に称揚される社会への居心地の悪さ。学校生活、就職、結婚、家族、あらゆる場で「人並み」になれないしんどさ。強さと弱…
(引用)脳性麻痺から障害のある身体で生まれきた著者。彼女が自立するためには、社会との戦いがあった。持ち前の愛嬌とユーモア、そして沢山の出会いが、彼女の人生を進めていく。トッコラトッコラと体を揺らしながら歩いてきた一人の女性の記録。人が働き幸せに生きることのあたりまえを教えてくれる。 推薦文・高橋恵子 はじめに・最後の仕事 1章 働く両親を見てトッコラ旅が始まる 1 父はアイディアマン 2 施設の友人たち …
(引用)パーソナルアシスタンスは、障害者が介助者を自ら雇用し、自立生活を送る「当事者主導性」を可能にする制度である。本書は、この用語が生まれた制度の先進国・スウェーデンにおける歴史と現在を詳細に探り、日本の障害者福祉のあり方を展望する。
(引用)迷い、いらだち、幸せをわかちあいながら、最後は本人が決めるのを待つ意思決定支援のありかた
Webアクセシビリティの必要性を高齢化・障害者雇用・多言語対応・災害対応・CSR/ESGの社会的背景から解説し、WCAG・JIS X 8341-3に沿った具体的な対応方法と企業事例を示す
Deque Systems社が発表した記事「デジタルアクセシビリティと排除のコスト」の要約。アクセシビリティを軽視することで企業が被る経済的な損失を、市場シェア・運用コスト・訴訟リスク・企業価値という4つの観点から解説する。
アイルランドの高等教育機関における知的障害者のインクルーシブ実践導入について、親と支援者の視点から研究した論文。教育機会、準備プロセス、教育設計に関する知見を抽出し、協働と肯定的な態度がインクルーシブ高等教育の実現に必要なことを示唆。
(引用)魂がふるえる、夢ある運動がここにある。奈良の地で芽吹いた「誰もが自分らしく生きられる家」づくりをめざす運動は、関わる人たちそれぞれが思い描く夢を重ね合わせて次々に実現してきた。その「わたぼうし」スピリットはアートと音楽の風に乗り、奈良から全国へ、そして今や日本から世界へと広がっている。絆を結び続けてきた「たんぽぽの家」、その50年の軌跡を綴る一冊。
聴こえない親を持つ聴こえる子ども(CODA)が、ろう者とも聴者とも異なる複雑なアイデンティティを、社会・家族・テクノロジー・音楽など多角的に語るエッセイ。
嫌われた知事
戦後最悪の津久井やまゆり園事件から、県内の障害者支援施設での虐待問題に立ち向かった神奈川県知事による障害福祉改革の記録。
視覚障害をもつ人びとが主体的に設立した盲学校の歴史。黎明期から戦後までの変遷と、全国71校の創立経緯を詳述する。
インクルーシブ教育と社会の関係を初心者向けに解説。学生が社会との関わりや生きる道を考えるきっかけとなる、多角的視点からの15章構成。
障害・依存症・難病に関わる人の語りから、従来の学問では捉えられなかった人間の「生」をまるごと理解する新しい学問の創成を試みた著作。ケアと人間関係の倫理が主軸。
ニューロマイノリティ
(引用)当事者・支援者・研究者が一体となって,「発達障害理解」に革命を起こす! 本書は,ニューロマイノリティとして生きている子どもたち,いわゆる「発達障害児」の体験世界を,「内側から理解する」という視点から多様な著者らが多角的に描き出す。専門知と経験知を編み合わせ,新たな知の地平を拓く,実験的な一冊。 はじめにーーニューロマイノリティとは何か 横道 誠 第1部 支援者の常識を変えることから 第1章「成熟し…
(引用)「こういう本が作りたかった」年齢も性別も住んでいる地域も違う六人のコーダそれぞれの語り
政策と教育実践の相互作用が神経多様性の公平性に与える影響を分析。UDLなどの枠組みがもたらす制約と可能性を、インクルーシブな実践の視点から検証。
(引用)聴覚障害のある親の通訳の役割を巡り揺れ動くコーダの思いと親子関係について、多くのコーダと親の語りを通じて解説・分析する1冊。
(引用)重度障害の娘を持つ生物学者が、津久井やまゆり園事件の死刑囚へ送り続けた60通の手紙。内なる差別と偏見を克服するために。
目の見えない研究者と耳が聞こえない研究者が、互いの違いを超えてわかり合うためのコミュニケーション手法を語り合う。手話や触覚など様々な工夫から、共生のための可能性を探る。
インクルーシブ教育ハンドブック
(引用)国際的に高く評価されている特別支援教育の大著,ついに邦訳! 多様化する教育的ニーズ,教育における権利と平等など理論的な問題から, 授業実践や機関間連携など実践的な課題まで, 日本の教育のあり方を考えるうえで参考になるトピックを厳選し抄訳。 社会文化的背景を踏まえた学際的な視座からインクルーシブ教育を捉え直す。
聴覚障害のある複数の執筆者による研究著。聴覚障害のある人の経験を「感覚・身体」「対話・情報」「物語」から多角的に分析する研究方法を展開する。
高次脳機能障害の勃興と将来展望
かつて支援の対象外だった高次脳機能障害が、医学的認識と公的支援制度を獲得するに至った過程を医師が解説。障害者手帳制度など福祉施策の構築史を含む。
重度の障害や難病がある人が自宅で暮らすことを実現する重度訪問介護サービスの展開に挑んだ起業家による考察。
フォトグラファー・イシヅカマコト氏へのインタビュー。病気や障害のある人たちの視点から、カメラとYouTube番組を通じて多様性と社会のあり方を発信する活動について聞いた。
全国の障害者143名に対する実態調査。障害者手帳の取得時期・きっかけ・割引利用状況とデジタル手帳『ミライロID』の認知・利用状況を分析。手帳取得によってアイデンティティが明確になり生きやすくなった事例と、提示時に差別や偏見を受ける問題の両側面を報告している。
テレビがケニアでどのように知的障害を描いているかが、インクルーシブ教育への参加に及ぼす影響を調査した研究。メディアにおける障害表現の改善と報道能力の向上を提言している。
欧州巡礼路の文化遺産アクセシビリティを調査し、物理的アクセシビリティに比べ認知・感覚アクセシビリティが未対応であることを指摘。イタリア・トスカーナの温泉遺産を、触覚特性から有望なアクセシブル体験資源として提案する。
自閉症スペクトラム障害のある著者が、分散した思考がまとまる経験を通じて、自身の生き方や表現の意味を語る。
ろう・難聴者の60年間にわたる権利獲得運動の歴史と次の世代への継承について。
イタリアのフルインクルーシブ教育
(引用)1970年代から障害児のための学校を廃止しインクルーシブ教育へと方向転換したイタリア。その歴史的文脈を紀元前からイタールやセガン、そしてモンテッソーリまで概観し、理念と実践の発展・展開を「障害者の権利に関する条約」や教育方法論を踏まえて概説する。
全国の障害者59名への調査。月1回以上通院する人が7割を占める中、医師の聞く姿勢の評価は高い(9割)一方、約5割が障害を理由とした差別や医学的無理解を経験。施設のバリアフリー未整備と医療者の障害知識不足が改善課題として指摘されている。
社会モデルに基づき、障害理解の新しいアプローチを示す。共生社会実現に必要な考え方と配慮について、支援者の視点からまとめたハンドブック。
(引用)なぜ、人々の福利や社会正義を追求するソーシャルワーク実践が、ろう・難聴者の抑圧に加担しているのか。
ケニア西部の3年間の参加型ワークショップで、非技術者が設計・修理できるDIY支援技術の可能性と課題を検証。社会的包摂と包括的教育での活用機会、および持続可能性・安全性の課題を明らかにした。
(引用)「感動ポルノ」と称される、健常者に感動を与えるために利用される障害者イメージの問題点を考える。
障害者の権利と法制度の基礎をQ&A形式で解説。判例と実務ポイント、自立と社会参加を実現するための制度と支援方法をまとめた。
院内学級で出会う子どもたちの声を通じて、病気や障害と向き合う子ども自身の思いと内面を記録した本。
音声、手話、指点字など複数のコミュニケーション手段を横断的に分析し、その機能メカニズムを明らかにする。障害者のコミュニケーション支援に向けた音響学的知見の集成。
誰もが暮らしやすい社会実現のための『プラス』のコミュニケーション教養を学ぶ。合理的配慮と障害理解を基礎とした検定試験公式テキスト。
日本とイタリアのインクルーシブ教育の現状と課題を、障害者分野の視点から比較。両国の教育制度が地域社会に与える影響をまとめた体験記。
障害者権利条約に照らしてアジア諸国の障害者の法的能力と成年後見制度の位置づけと課題を明らかにし、各国の法制度を比較検討する。
児童虐待を受けた少女シーラと教育者・心理療法家である著者の7年ぶりの再会から始まる、虐待の克服と成長の記録。
ALS患者の在宅生活における介助者の役割を、患者の意思と介助者の内省の関係から社会学的に分析する。
戦前期の視覚障害者全国組織・中央盲人福祉協会の機関誌をまとめた資料。日本の視覚障害者運動の歴史を記録。
全盲の文化人類学者が視覚障害者の歴史と現状を分析し、感覚知の価値を訴える。障害について多面的に考察したエッセイとコラムを収録する。
ろう者の親を持つ聞こえる子(CODA)である著者が、ろう文化と聴文化を行き来する人生経験を綴ったエッセイ。聾者と聴者のアイデンティティと、そこにある喜びを描く。
「えのき」の親の30年
(引用)でこぼこした道を何もわからないまま歩いていると、パッと道が開けてくることがあります。…歩きづらい道でも、仲間の母親たちとおしゃべりしながら歩いていくと、目に映る景色が少しずつ変わっていきます。この子にも地域で当たり前の暮らしを、その道を切り開いた障害児の母親たち。
(引用)「障害」を抱えながら、言葉にしづらい生きにくさを感じながらも生きるために表現を続けた人たちから、息苦しい社会を問い直す。
えほん障害者権利条約 = Picture Book United Nations Convention on the Rights of Persons with Disabilities : 英語版
障害者権利条約の理念と目指すべき社会を、誰にでもわかりやすい絵と言葉で表現した絵本である。
障害や病いのある若者の自己形成過程を扱う、特別支援教育分野の研究書。
障害があり女性であること
障害のある女性が直面する複合的な困難を障害のある女性48名の生活史から分析した、ジェンダーと障害の交差点を探る社会学的考察。
COVID-19下のテレヘルス導入において、障害者が直面する医療格差と差別。医療専門家の多文化能力とテレヘルス設計の障害対応が、健康格差の縮小に必要であることを論じた論文。
スペインの大学の教職員を対象に、障害のある学生への包括的教育を実現するために必要な研修内容を分析した質的研究。教職員の研修政策の実施が強調されている
運命のマッチアップ
台湾の高校バスケットボールで活躍した兄弟を描いた青春映画。兄は中学時代の不慮の事故で聴覚障害を負うが、ストリートバスケの才能で名門校にスカウトされ、弟とは異なる学校でHBL最大のライバルとして対戦することになる。
15の夜〜いじめられているきみへ
いじめ、引きこもりなど現代の少年の社会問題を扱う漫画。事実をもとにしたフィクションで、各回異なるテーマを展開。