Leland,Andrew 濱浦,奈緒子

視覚障害者の日常生活と世界認識について、当事者の視点から記述した手記。目の見えない人がどのように周囲と関わり、情報を得ているのかを描く。

伊藤亜紗

障害や身体多様性に関する伊藤亜紗の著作。様々な身体条件を持つ人々が社会のなかで居場所を見つけることの意義を問い直す内容。

Living Deafblind 盲ろう者として生きる

エッセイ 海外
福島智 ロバートチャペスキー

盲ろう当事者が感覚の喪失と社会生活の意味を問い直した著作。二重の感覚障害を通じて社会関係を探る。

浅川,智恵子 坂元,志歩

視覚障害を持つIBM研究者・浅川智恵子が、見えないことで気づいた発見や思考の変化を綴った自叙伝的エッセイ。当事者の視点からテクノロジーと障害の関わりを語る。

川名,紀美,1947-

アルビノ(先天性色素欠乏症)当事者の日常と社会的偏見を取材し、当事者の視点からその生き方を描いたノンフィクション。

難聴うさぎ

難聴の当事者が、音のない・聞こえにくい日常の中でコミュニケーション力を育んできた経験を綴った手記。聴覚障害とともに生きる視点から社会との関わり方を描く。

カーソン・マッカラーズ/村上 春樹

聾唖の主人公シンガーを中心に孤独とコミュニケーションの断絶を描いたカーソン・マッカラーズのデビュー長編。聴覚障害を通じて社会的疎外を問う作品。

Deaf utopia : : a memoir -- and a love letter to a way of life / ろう者のユートピア――あるメモワールと、ある生き方への愛の言葉

手記 海外
William Morrow, an imprint of HarperCollinsPublishers,

ろう者の著者が自身の生い立ちとろうコミュニティの文化・価値観を当事者の視点から振り返るメモワール。ろう文化が豊かな生き方であることを伝える。

A quiet foghorn : : more notes from a deaf gay life / 静かな霧笛――ろう者のゲイとして生きる日々の覚え書き

エッセイ 海外
Gallaudet University Press,

聴覚障害を持つゲイの男性が、日常生活・アイデンティティ・社会との関わりを率直に綴った当事者エッセイ集。ろう者としての生き方を多角的に描く。

たなか, きょうか

場面緘黙を持つ著者が自身の経験をもとに、緘黙のある人の内面や周囲との関わり方をわかりやすく伝える当事者の手記。

田中, 徹二, 1934-2026

視覚障害当事者として白杖を携えながら歩んだ著者の人生と社会活動を綴った書籍。視覚障害者の自立と社会参加への道のりを描く。

いそがばまわれ

エッセイ
NPO法人ブラフアート/編

障がい福祉NPO法人ブラフアートが滋賀・大津のまちの人々を取材し、多様な関わりから見えてくる地域のかたちを描いたルポルタージュ。

松永正訓

障害を持って生まれた子どもとその家族をめぐる葛藤と受容を描いた小説。命の尊厳とインクルーシブな社会のあり方を静かに問いかける。

あかんくない

エッセイ
みきの, 穂なみ

障害のある当事者の日常をユーモアを交えて描き、ありのままの暮らしを肯定的に語りかけるコミックエッセイ。

Wikipedia

重度障害者施設での大量殺傷事件をモチーフに、障害者の尊厳と生の意味、「役に立たない命」を排除しようとする優生思想の暴力性を正面から問う社会派小説。

城島 充

車椅子ユーザーの著者が、障害と共に歩む日常や周囲との関わりを通じてインクルーシブな社会のあり方を描いた手記。

松本, 誠司, 1968-

障害者を「迷惑」とみなす社会的偏見に正面から反論し、当事者を取り巻く構造的な問題から共生社会のあり方を問い直す書。

ふじいかつのり

障害者権利条約が掲げる「すべての人の平等な権利と社会参加」の理念を、子どもでも理解できるよう絵本化した教育的作品。

有川 浩

聴覚障害を持つ女性と男性のメール交流を通じて、障害当事者の葛藤と人との繋がりをリアルに描いた有川浩の恋愛小説。

Wikipedia

失明した兄が北朝鮮からの真の帰国者かどうかを弟が検証しようとする推理小説。視覚障害をめぐる真実が謎の核心に据えられている。第60回江戸川乱歩賞受賞作。

吾妻ひでお

アルコール依存症での入院体験を著者自身が赤裸々に描いた実録漫画。依存症当事者の視点から病棟生活をリアルに伝える。

夢野久作

精神障害・記憶喪失をテーマに、精神科医や患者の内面世界を前衛的な書簡体形式で描いた1935年刊行の日本探偵小説三大奇書の一つ。

人間仮免中

エッセイ
卯月妙子

統合失調症を抱える著者自身の体験を漫画で描いたコミックエッセイ。精神障害の当事者視点から生きづらさと愛を率直につづった作品。

家平, 悟, 1971-

ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患いながら在宅生活を選んだ著者が、家族・支援者と生き続ける日常を綴った手記。当事者視点から在宅ケアの実態を伝える。

高橋, みかわ, 1963-

自閉スペクトラム症の子を持つ家族が大震災という極限状況を生き延びた体験記。障害のある子どもとの避難・生活の現実を当事者家族の視点で記録する。

ダニエル・タメット/古屋 美登里

サヴァン症候群とアスペルガー症候群を持つ著者が、数字が色や形として見える独自の認知世界と自身の人生を綴った手記。当事者の視点で語られる。

小説
河原れん

事故による記憶障害を抱えた主人公が失われた記憶の真実を追う長篇小説。認知的障害を当事者視点でリアルに描き、映画化もされた話題作。

重松 清

吃音のある代用教員が各学校で生徒と向き合う連作短編集。障害や孤独をテーマに、言葉と人間のつながりを描く。

キム・エドワーズ/宮崎真紀

1960年代、医師の父がダウン症の双子の娘を施設に預け死んだと偽った秘密が、家族全員の人生を変えていく様を描いたアメリカの小説。

ジョナサン・レセム/佐々田雅子

トゥレット症候群を持つ孤児探偵が師匠の死の謎を追う犯罪小説。神経発達障害という当事者視点を通じて、障害と社会の関係を描く。

寺村輝夫/頓田室子

視覚障害のある少女が困難に直面しながらも自分らしく成長していく姿を描いた児童文学。当事者視点の感動的な成長物語。

Against Technoableism テクノエイブリズムへの抵抗

エッセイ 海外
発行年不明 Ashley Shew

テクノロジーと障害についての既成概念に異議を唱え、障害者がテクノロジー活用における真の専門家であることを主張するマニフェスト。

Disability visibility 障害の可視性

エッセイ 海外
発行年不明 Alice Wong

視覚障害・車いす使用者・慢性疾患など多様な障害を持つ当事者が自身の経験と視点を語るエッセイアンソロジー。障害者の生きる世界を知る。

Tragic Design 悲劇的なデザイン

エッセイ 海外
発行年不明 Jonathan Shariat, Cynthia Savad Saucier

悪いデザインが実際に人を傷つけた事例をもとに、倫理的でインクルーシブなデザインの実践的重要性を論じた著作。

大江 健三郎

脳に障害を持つ子が生まれた父親の苦悩と受容を描いた小説。障害児を持つ家族の視点から葛藤と向き合いを克明に記した大江健三郎の代表作。

Wikipedia

知的障害を持つ青年が手術で天才的知能を得てから元に戻る過程を当事者視点で描いたSF小説。障害と社会的排除、知性と人間性の関係を問う作品。

ジョン・ウィンダム/中村 融

流星群の影響で大半の人類が視力を失い、肉食植物トリフィドが蔓延する世界を描いた1951年のSF小説。視覚障害者が多数となった社会の崩壊と再建を問う。

Wikipedia

放射線事故で視力を失った宇宙詩人を主人公にしたハインライン1947年のSF短編。視覚障害を持ちながらも詩作を続ける人間の強さを描く。

Wikipedia

精神病院に収容された患者の視点から狂気と正気の境界を描いた夢野久作の短編小説。精神障害をめぐる閉塞的な環境を題材とする。

ジッド

盲目の少女と牧師の関係を通じて、視覚障害と道徳的葛藤、人間関係の複雑さを問うフランス古典小説。

盲人国

小説
Wikipedia

視覚障害者だけが暮らす孤立した山の谷に迷い込んだ晴眼者の体験を通じ、障害と正常さの相対性を問うH・G・ウェルズの1904年の短編小説。

Wikipedia

神経症を患う女性が療養先で壁紙の模様に幻覚を見るようになり精神的に追い詰められていく様を描いた、19世紀末アメリカの短編小説。