中途失明者である著者が、失明と向き合う日々の経験や思いを綴ったエッセイ。
小説・エッセイ
障害のある人の経験やアクセシビリティが描かれた小説・エッセイ・手記をまとめています。
発達性協調運動症のある子どもの視点で、からだの動き・工夫・友人関係・自分の価値を描いた子ども向け絵本。
吃音のある子どもの視点で、言葉との向き合い・工夫・友人との関係・自分の個性を描いた子ども向け絵本。
身体障害者である詩人・介助者・アナキストの究極Q太郎による詩集。散歩への依存を通じ、身体への負荷と意識の変容を追求する作品群。著者の多面的な経験と思想が詩として結晶した一冊。
眼が見えないアキミさんと盲導犬キャラウェイが、文武両道に取り組む日々の中で深めた信頼と絆を描く。
あなたは空気のように
(引用)重い障がいをもつ娘ダリヤを育ててきたアーダは、四十九歳で乳がんを告げられる。限られた時間の中で彼女は娘に語りかける。介護の日々に刻まれた葛藤と喜び、溢れる愛。生と死の境界で紡がれる想いを描いた自伝的作品。イタリア文学最高峰ストレーガ賞受賞作
(引用)医療的ケアの必要な子どもの母親は、どんなことに苦労しどんなことに悩みながら仕事を続けてきたのか…… 自身の33年間に及ぶ経験をもとに、「医療的ケアの担い手問題」「障害児の母親規範」といった根本的問題を問いながら、医療的ケアの必要な子どもと家族のこれからと、母親の就労問題を考える、当事者・家族、専門職、研究者必読の書
視覚障害者の日常生活と世界認識について、当事者の視点から記述した手記。目の見えない人がどのように周囲と関わり、情報を得ているのかを描く。
(引用)ALS患者当事者が、眼球を動かすことだけで、一文字一文字を綴った渾身の1冊のパート2。生と死を自分自身の身体から綴る。
体の居場所をつくる
障害や身体多様性に関する伊藤亜紗の著作。様々な身体条件を持つ人々が社会のなかで居場所を見つけることの意義を問い直す内容。
(引用)「できる/できない」という目に見える⼆分的な評価や能⼒で⼈の価値を判断しがちな社会にあって、個性の広がりや感情の豊かさという「内⾯」に⽬をむける〈ヨコへの発達〉とはいったい何なのか。 障害や病気と共に⾃分らしく⽣きる⼈たちと、彼らと共にある⼈たちが紡ぐ「生活」や「人生」の物語が問いかける。 Part1 坂本彩のまなざす〈ヨコへの発達〉 Story 1 ひとり暮らしがしたいんや Story 2 合っ…
人を目撃した人
(引用)わたしたちが暮らす地はどこですか? 障害者、移民、貧者、病人、非人間動物……。人間の資格を否認され、差別されてきたすべての者たちを「人」として目撃し、人びとの声を小さくする世間の騒音を突きやぶるために現場で闘い続ける哲学者の切実な叫びと障害者との連帯の記録。 日本語版序文 プロローグ その日の踊りを記憶し 第一部 二度目の人 ツァラトゥストラの最初の連れ人 二番目の人、ホン・ウンジョン デヴィッド…
Living Deafblind
盲ろう当事者が感覚の喪失と社会生活の意味を問い直した著作。二重の感覚障害を通じて社会関係を探る。
ろう当事者である写真家が、手話と日本語の関係から『言葉でつながる』ことの本質を問い直したエッセイ。
言語障害と顔面けいれんのある著者による、その経験と思いを綴った手記。
インクルーシブな教育と社会の実現に向けた、40年以上の研究・実践の回顧。
(引用)視覚に障がいのある女性たちは、どのように親になる過程を生きているのか 育児能力を疑われるなどの差別の経験、肉眼で「見る」こととは違った「みる」の内実、実母・ヘルパー・ママ友・夫との協働など、様々な側面から複合的に描き出す、親になっていく日々。
隠喩としての病い・エイズとその隠喩
(引用)結核や癌などの病いに付される過剰な「意味」はいかに人々を支配してきたか。今も鮮烈な「反解釈」実践の書。(解説=都甲幸治)
みんなでつくる「読書バリアフリー」
『漢字が多い』『字が小さい』『重たい』など本が読みにくいリアルな体験から、読書バリアフリーの実現を考えるエッセイ。
違和感のゆくえ
(引用)〈あなたが働くなかで覚えた違和感を教えてくださいーー〉 違和感をなかったことにせず、立ちどまって目を凝らしたとき、一体何が見えてくるだろう?障害のある人を核とした文化創造発信拠点「たけし文化センター」で働く18名が綴る、違和感のゆくえ。 ・わたしの違和感珍道中(高木蕗子) ・楽に生きてたまるか(塚本千花) ・未解答に拠って立つ(尾張美途) ・即興演奏のような場から(夏目はるな) ・彼らのルーティン…
(引用)47歳で失明してから15年。 62歳を迎えた私のもとに、2歳の盲導犬シエルがやってきた。 慣れない2人暮らし。 頼もしく、やんちゃなシエル。 シエルと暮らし始めて、もう5年半。 ドタバタな毎日だけど、互いに心を通わせ、本当の「幸せ」と「愛」に気づいていく。いつか別れが来ると知っているから。 視力を失ってからの苦しみ、挑戦、そして幸せをつかむまでの軌跡! 第1章 幸せを得る 盲導犬「シエル」との出会…
ハンチバック
重度の肢体不自由のある女性の生と性、欲望を一人称で描いた芥川賞受賞小説。健常者中心の読書環境への批評と、読書バリアフリーへの問いが核にある。
(引用)自閉スペクトラム(AS)上にあると自認している児童精神科医がつづる著者個人の歴史と、自閉症をめぐる歴史、精神医学の歴史。医師となってから半世紀を超えた今、激動の時代とともに自身が歩んできた道程を振り返る。
(引用)「私には他の子供たちのように感じることができず、罪悪感や共感といった感情が決定的に欠けている」--幼少期からトラブルが絶えなかった著者が、病と向き合う中で見出した希望とは。自身の実体験をもとに、知られざるソシオパスの実像と人間の本質を描き出す
聴覚障害者による自分自身への向き合い方とセルフケアをつづった手記。
(引用)「突然聞こえにくくなった」「話はできても聞こえてない」……実は私たちの身の回りには「聞こえ」に困難を抱えている人たちがたくさんいる。にもかかわらず、難聴者や中途失聴者が生きる現実はほとんど知られていない。日常にある生きづらさ、あるべき聴覚補償を、医師や支援者、多くの当事者たちの声から伝える。
(引用)みんなで考えたい 変わり続ける世界と表現のこと 近年、当事者や支援者、また研究者などの長年の働きかけによって、人間の多様な在り方、社会に根づく差別や偏見、不均衡な社会構造がより明らかになり、「ポリティカル・コレクトネス」、「DEI」、「多様性」といった言葉や、そのような視点を反映した表現に触れる機会も増えました。これらは公正で平等な社会を目指す重要な取り組みであると同時に、自分自身をも顧みなければ…
(引用)ハンセン病療養所の入所者とかかわりを深めながら、泣いて笑った日々。しなやかな文章で綴る、書き下ろし自伝的エッセイ。
「青い芝の会」の横田弘が遺した強烈な「行動綱領」の意図や背景を、荒井裕樹が資料から読み解く書。津久井やまゆり園事件直後の旧版に新たな論考を加えた増補新装版であり、今を生きる意義を問い直す。
あしたの朝、頭痛がありませんように
(引用)難病の弁護士・青木志帆と、診断が確定しない新聞記者・谷田朋美。慢性疾患によるさまざまな病苦(頭痛・吐き気・めまい・倦怠感…etc)を抱えながら、なんとか「健常者」に擬態して生きてきた。そんな二人が出会い、交互に言葉を紡いでいくことで「慢性疾患の日常」が描かれていく。 「健康体」が当たり前に称揚される社会への居心地の悪さ。学校生活、就職、結婚、家族、あらゆる場で「人並み」になれないしんどさ。強さと弱…
(引用)脳性麻痺から障害のある身体で生まれきた著者。彼女が自立するためには、社会との戦いがあった。持ち前の愛嬌とユーモア、そして沢山の出会いが、彼女の人生を進めていく。トッコラトッコラと体を揺らしながら歩いてきた一人の女性の記録。人が働き幸せに生きることのあたりまえを教えてくれる。 推薦文・高橋恵子 はじめに・最後の仕事 1章 働く両親を見てトッコラ旅が始まる 1 父はアイディアマン 2 施設の友人たち …
弱視者生活いろはにほへと
弱視者の日常を川柳で紹介するエッセイ。弱視の視点から、生活の工夫や経験を表現している。
聴覚障害のある夫婦の日常生活を描いた手記。出会いから子育て、家族の困難を乗り越えながら気づいたこと、聞こえる子ども(CODA)への想いをろう者の視点から綴る。
ブラジルのろう者によるJICAプロジェクトでの社会参加・組織化と自立への取り組みの記録。
ガッツせんべい 4コマまんが77選
人権問題をテーマに17年連載された4コマまんが77選。教育者の視点からインクルーシブな社会をユーモラスに描く。
(引用)魂がふるえる、夢ある運動がここにある。奈良の地で芽吹いた「誰もが自分らしく生きられる家」づくりをめざす運動は、関わる人たちそれぞれが思い描く夢を重ね合わせて次々に実現してきた。その「わたぼうし」スピリットはアートと音楽の風に乗り、奈良から全国へ、そして今や日本から世界へと広がっている。絆を結び続けてきた「たんぽぽの家」、その50年の軌跡を綴る一冊。
視覚障害のある盲導犬ユーザー33人が、パートナーである盲導犬との絆や生活の変化をエッセイで綴る。全日本盲導犬使用者の会創立30周年の記念出版。
カズキはクラスの太陽だ!
(引用)みんな一緒の教室がいい! 普通学級で同世代の友だちと毎日を過ごし、自閉症の息子カズキの表情は明るく変わっていった。担任の先生、支援員、生徒たちと手探りで始めたフルインクルーシブ・スタイルは、発見と感動の連続だった。テレビや新聞で紹介されてきた、平田カズキくんの小学校から高校卒業までを母親が綴った成長記。解説・小国喜弘さん(東京大学バリアフリー教育開発センター長)、木村泰子さん(大阪市立大空小学校初…
視覚障害のある精神科医が失明後に気づいた医療・人間関係・生き方への新たな視点を綴った手記。障害のある人の立場から社会との向き合い方を記した著作。
聴こえない親を持つ聴こえる子ども(CODA)が、ろう者とも聴者とも異なる複雑なアイデンティティを、社会・家族・テクノロジー・音楽など多角的に語るエッセイ。
障害のある人13人との対話と鑑賞ワークショップを通じ、アクセシビリティを付加物としてではなく生身の人間の体験から問い直す当事者視点のエッセイ。
ぼくが生きてる、ふたつの世界
自閉スペクトラム症の当事者が、自身の内面世界と社会との葛藤、生きづらさを詩的に綴ったエッセイ。当事者視点の世界観。
わたしのeyePhone
幼くして視力を失った著者が、iPhoneという新しい相棒と出会い日々を綴ったエッセイ集。視覚障害者とテクノロジーの関係を描く。
手話通訳士とコーダの葛藤を描いた法廷ミステリー小説。テレビドラマ化もされた丸山正樹の代表作。
(引用)「こういう本が作りたかった」年齢も性別も住んでいる地域も違う六人のコーダそれぞれの語り
自他の境界感覚が溶け合う独特の体験を持つ著者が、その混乱と向き合いながら生きる内面を綴った当事者手記。
海球小説 : 次世代の発達障害論
(引用)発達障害当事者の横道誠による一人の少年が主人公の物語と、日本でのニューロダイバーシティ推進の先駆者・村中直人による解説の往復
進行性の視力喪失を経験した著者による回顧録。見えることと見えなくなることの意味を視覚障害者として深く問い直す。
ダウン症のある子が普通学級で過ごした経験を記した親の記録。統合教育のなかでの成長と課題を描く。
苦手と得意に大きなばらつきがある若い著者が、好きなことを見つけて前向きになった体験を綴った当事者の手記。発達特性のある子どもへの理解を促す。
(引用)重度障害の娘を持つ生物学者が、津久井やまゆり園事件の死刑囚へ送り続けた60通の手紙。内なる差別と偏見を克服するために。
見えないから、気づく
視覚障害があるIBM研究者・浅川智恵子が、見えないことで気づいた発見や思考の変化を綴った自叙伝的エッセイ。視覚障害がある人の視点からテクノロジーと障害の関わりを語る。
重症筋無力症で25歳から人工呼吸器を装着した作業療法士が、言語機能を取り戻し、障害者として講演や街づくりに取り組んだ軌跡を描いたノンフィクション。
視覚障害がある人たちのさまざまな挑戦をガイドヘルパーの視点から描いたエッセイ。支援者が感じた感動や気づきが記される。
(引用)生まれつき耳が聞こえず、家族全員がろう者のデフファミリーとして育ったトトさん。複雑な家庭環境に育ちながらも専門学校で手話を身につけたゆうこさん。そんな2人が一緒に住み、「耳の聞こえない夫と聞こえる妻の日常」をユーチューブで発信すると大反響を呼び、登録者数はいっきに伸びた。本書はそんな2人(娘も入れて3人)の生活をエッセイとしてまとめた一冊。 ・耳の聞こえない人はどのような日常を過ごしているのか ・…
アルビノを生きる
アルビノ(先天性色素欠乏症)当事者の日常と社会的偏見を取材し、当事者の視点からその生き方を描いたノンフィクション。
聴こえない母に訊きにいく
聴覚障害のある母親との関係を通じて障害とコミュニケーション、人生について学んだ著者の体験記。
難聴の当事者が、音のない・聞こえにくい日常の中でコミュニケーション力を育んできた経験を綴った手記。聴覚障害とともに生きる視点から社会との関わり方を描く。
ADHD当事者がグループホーム運営に携わる中で感じた疑問と葛藤を語るエッセイ。当事者と支援者の両方の立場から、障害者支援のあり方と権利・義務について問いかける。
視覚障害者が、盲導犬との日常生活における工夫、課題、人間関係をユーモアと率直さで綴った手記。視覚障害者のリアルな生活を描いている。
心は孤独な狩人
聾唖の主人公シンガーを中心に孤独とコミュニケーションの断絶を描いたカーソン・マッカラーズのデビュー長編。聴覚障害を通じて社会的疎外を問う作品。
視覚障害のある女性と内気な大学生の純愛を描いたライトノベル。障害のある主人公が夢を諦めない姿を通じて、インクルーシブな視点から日常と感情をリアルに描く。
ろう者の著者が自身の生い立ちとろうコミュニティの文化・価値観を当事者の視点から振り返るメモワール。ろう文化が豊かな生き方であることを伝える。
自閉スペクトラム症を持つ俳優が、差別や困難を乗り越えブロードウェイの大舞台に立つまでの軌跡を綴った当事者回顧録。
聴覚障害のあるゲイの男性が、自身の生活・アイデンティティ・社会との関わりを率直に綴ったエッセイ集。ろう者としての多角的な生き方を描く。
場面緘黙を持つ著者が自身の経験をもとに、緘黙のある人の内面や周囲との関わり方をわかりやすく伝える当事者の手記。
白い杖、空を行く
視覚障害者として白杖を携えながら歩んだ著者の人生と社会活動を綴った書籍。視覚障害者の自立と社会参加への道のりを描く。
2人のろうの姉妹と難聴の父のもとで育った聴者の女性が、家族の歩みと聴覚障害をめぐる経験を綴った回想録。
自閉症スペクトラム障害のある著者が、分散した思考がまとまる経験を通じて、自身の生き方や表現の意味を語る。
ろう・難聴者の60年間にわたる権利獲得運動の歴史と次の世代への継承について。
感覚過敏の僕が感じる世界
感覚過敏を持つ著者が自身の体験をもとに、感覚過敏者の見る世界と社会への理解を訴える当事者の手記。認知的・感覚的バリアをテーマとする。
お好み書き見えない人の「ちょっと世間話」
視覚障害のある著者が日常の会話や出来事を軽妙に綴ったエッセイ集。視覚障害者の生活視点から、社会との何気ない関わりをユーモラスに描く。
育児まんが日記 せかいはことば
手話で話すろう者の両親と幼い子どもたちのことばの成長を描くコミックエッセイ。聴覚障害者の育児と言語習得を当事者視点で伝える。
(引用)私たちは本当に「見て」いるのか?時に鋭く、そしてあたたかく、ユーモアに満ちた随想集。
センス・オブ・何だあ? : 感じて育つ
4歳で視覚を失った著者によるエッセイ集。全身の感覚を使って世界を知り、感じることで豊かさが広がることの大切さを伝える。
自閉症の主人公が「治療」を迫られる葛藤を通じ、障害のある人のアイデンティティと自己決定を問うネビュラ賞受賞SF小説。
障害のある家族と共に暮らす日常を当事者目線で綴った手記。にぎやかな家庭生活を通じて障害のある人の日常をリアルに描く。
SKCキッズカレッジに参加する発達障害のある子ども・青年の育成記録。保護者と発達障害のある人自身が記した手記で、安心と自尊心を軸とした成長をまとめている。
視覚障害のある親たちのサークル「かるがもの会」の30年の歩みと会員の経験を記録。視覚障害のある親が直面する子育ての工夫や課題を、ライフステージごとに紹介する。
重い障害のある人が、地域社会の中で自分らしく生きる実践と工夫について綴った手記。障害のある人の日常的な工夫と人間関係を描く。
(引用)カナダのトロント生まれのバーバラ・アロースミス・ヤングは、生まれるとき、身体が左右非対称だった。そして、脳に重度の神経障害があった。霧のなかにいるようだった。成長して学齢期に達したが、彼女は抜群の暗記力で学習障害を一時的に乗り切り、その後、自ら脳を鍛えるシステム──アロースミス・スクールを確立した。ベストセラー作家が描く感動のノンフィクション!
院内学級で出会う子どもたちの声を通じて、病気や障害と向き合う子ども自身の思いと内面を記録した本。
ろう者である著者が、聞こえない世界での成長と言語習得の過程を綴った手記。
ろうの両親を持つCODA当事者の視点から、聴こえる世界と聴こえない世界の境界で感じた30のエッセイ。聴覚障害をめぐる文化と日常をリアルに伝える。
魔術師クノンは見えている
視覚障害のある少女クノンが卓越した魔術の才能を発揮する南野海風によるライトノベル。障害のある主人公の活躍と成長を描いた作品。
発達障害だから強くなれた
発達障害のある作家が、障害があったからこそ培われた強さと独自の視点を率直に語った手記。
自閉症を持つ息子の父が、養育の大変さの中にある『ふつうの日常』の喜びや葛藤を率直につづった当事者的視点の手記。
耳が聞こえない著者が、音のない世界をどのように捉え、どのように生きてきたかを綴った聴覚障害者の手記。
児童虐待を受けた少女シーラと教育者・心理療法家である著者の7年ぶりの再会から始まる、虐待の克服と成長の記録。
視覚障害のある子どもたちが自分の生き方・経験を語る弁論集。全国盲学校大会から52話を編集した、道徳学習の副教材。
全盲の文化人類学者が視覚障害者の歴史と現状を分析し、感覚知の価値を訴える。障害について多面的に考察したエッセイとコラムを収録する。
ろう者の親を持つ聞こえる子(CODA)である著者が、ろう文化と聴文化を行き来する人生経験を綴ったエッセイ。聾者と聴者のアイデンティティと、そこにある喜びを描く。
「えのき」の親の30年
(引用)でこぼこした道を何もわからないまま歩いていると、パッと道が開けてくることがあります。…歩きづらい道でも、仲間の母親たちとおしゃべりしながら歩いていくと、目に映る景色が少しずつ変わっていきます。この子にも地域で当たり前の暮らしを、その道を切り開いた障害児の母親たち。
アスペルガー症候群の当事者が障害者介護の世界に挑み、うつ発症後の経験を振り返りながら障害者をめぐる問題を縦横に語る手記。
壁はいらない、って言われても。
バリアフリー・インクルーシブを推進する社会の声に対し、障害者の著者が感じる複雑な心情と社会参加の現実をつづったエッセイ。
(引用)「どうしてそんなに目がつっているの?」「何をするのもゆっくりなのはなぜ?」ダウン症の特徴やその原因、接し方がよくわかる。
視覚障害のある人々の日常を撮影した写真集。教室や競技、音楽活動など、様々な場面で希望を持ち生きる人々の姿を収めている。
ウェルドニッヒ・ホフマン症による重度障害のある著者が、一人暮らしと東日本大震災の経験を通じて、障害者の自立と防災のあり方を問う手記だ。
幼少期に聴力を失った著者が、いじめや孤独を乗り越えて4カ国語を習得するまでを綴った聴覚障害者の手記。困難の中で言語を武器にした軌跡。
自閉症を持つ作家・東田直樹が、自身の独特な感覚や思考、日常の風景を言葉にした手記。自閉症当事者の内面世界をリアルに伝える作品。
いのちは輝く
障害のある人として生まれた子どもとその家族の葛藤と受容を描いた小説。命の尊厳とインクルーシブな社会のあり方を静かに問いかける感動作。
支援者視点。40年にわたり障害者向けバリアフリー自転車を手作りし続けた職人の実践と軌跡を描いたノンフィクション。
あかんくない
障害のある人の日常をユーモアで描いたコミックエッセイ。著者の視点から、ありのままの生き方の価値をポジティブに語りかける。
自閉症の子どもとその母親の17年間の関係を描いた手記。親子の日常や支援を通じて、発達障害への向き合い方と共生の実践を綴る。
(引用)41歳で脳梗塞で倒れたものの、懸命なリハビリの末に見事現場復帰したルポライターの鈴木大介さん。鈴木さんが高次脳障害を受容するまでの行程を描いた記事は大反響を呼びました。 そんな鈴木さんの闘病生活を支えた「お妻様」。鈴木さんと「家事力ゼロな大人の発達障害さん」だった「お妻様」が悪戦苦闘しつつ、「超動けるお妻様」になるまでの笑いあり、涙ありの日々をお届けします。 発達障害妻と脳梗塞夫の愛と笑いと涙の実…
イマ イキテル 自閉症兄弟の物語
自閉症を持つ兄弟の成長を10年の取材で追ったノンフィクション。障害ゆえの困難と無理解を超え、家族・地域の支えで大人になる過程を描く。
酔うと化け物になる父がつらい
アルコール依存症の父を持つ家族の視点から、依存症が家族関係に与える影響をリアルに描いた菊池真理子による実録漫画。
月 (辺見庸)
重度障害者施設での大量殺傷事件をモチーフに、障害者の尊厳と生の意味、「役に立たない命」を排除しようとする優生思想の暴力性を正面から問う社会派小説。
視覚障害のある弁護士夫婦が、結婚・出産・子育てという人生の決断を巡る葛藤と覚悟を率直に綴った手記。
車いすはともだち
車椅子ユーザーの著者が、障害と共に歩む日常や周囲との関わりを通じてインクルーシブな社会のあり方を描いた手記。
点字を発明したルイ・ブライユの生涯を描いた子ども向け絵本で、視覚障害者の情報アクセスへの情熱と発明の意義を伝える。
障害は迷惑じゃない
障害者を「迷惑」とみなす社会的偏見に正面から反論し、当事者を取り巻く構造的な問題から共生社会のあり方を問い直す書。
自閉スペクトラム症と思われる少年が、独特の認知・感覚特性を持ちながら事件の謎を解き明かしていく一人称小説。障害者の内面世界をリアルに描いた作品。
中途失聴者の当事者が、難聴への向き合い方から補聴器・人工内耳の選択、最新医療まで幅広く語った当事者手記。
発語のない自閉症当事者・イド・ケダーが文字盤を通して綴った手記。自閉症者の内面世界とコミュニケーション習得の過程を当事者の視点で語る。
重度の障害のある子どもと母親の日常を描いた作品。支援体制や家族関係、バリアフリー環境での課題が中核。
乳癌と向き合いながら発達障害のある息子を育てる母親による手記。複数の障害のある家族の日常と希望、親と子の絆を描いた作品。
レインツリーの国
聴覚障害のある女性と男性のメール交流を通じて、聴覚障害のある人の葛藤と人との繋がりをリアルに描いた有川浩の恋愛小説。
えほん障害者権利条約
障害者権利条約が掲げる「すべての人の平等な権利と社会参加」の理念を、子どもでも理解できるよう絵本化した教育的作品。
闇に香る嘘
失明した兄が北朝鮮からの真の帰国者かどうかを弟が検証しようとする推理小説。視覚障害をめぐる真実が謎の核心に据えられている。第60回江戸川乱歩賞受賞作。
視覚・聴覚の重複障害(盲ろう)を持ちながら東京大学教授となった福島智氏の不屈の生き方を描いたノンフィクション。
聴覚障害のある著者が、ユニバーサルデザインを通じて聴こえる人と聴こえない人をつなぐ活動と理念を綴った手記。
筋ジストロフィーの鹿野靖明さんと介助ボランティアたちの実話を描いたノンフィクション。自立生活運動のリアルを伝える。
ドグラ・マグラ
精神障害・記憶喪失をテーマに、精神科医や患者の内面世界を前衛的な書簡体形式で描いた1935年刊行の日本探偵小説三大奇書の一つ。
失踪日記2 アル中病棟
アルコール依存症での入院体験を著者自身が赤裸々に描いた実録漫画。依存症当事者の視点から病棟生活をリアルに伝える。
自閉症当事者の東田直樹が、外からは見えにくい自身の内側の世界や感覚を言葉で丁寧に伝えた手記。
発達障害の親と子ども(3人の息子)の関係性を描いた手記。親・支援者・当事者の視点から、発達障害と向き合いながら育つ・育てる力を綴る。
12歳で十指を切断し、両手首で文字を書くことで人とつながった著者が当事者として生きてきた半生を綴った手記。
人間仮免中
統合失調症を抱える著者自身の体験を漫画で描いたコミックエッセイ。精神障害の当事者視点から生きづらさと愛を率直につづった作品。
発達障害のある家族5人が互いの個性を認め合いながら過ごす日常を、当事者の視点から明るく率直に綴った手記。家族との関係を通じた多様な発達特性を伝える。
アスペルガー症候群を持つ著者が幼少期から成人後までの「変わり者」としての人生を振り返る自伝的手記。当事者視点でアスペルガーの内側を率直に描く。
視覚・聴覚障害のある盲ろう者の日常と成長を、手のひらを通じたコミュニケーション(触手話)を軸に描いた手記。独特な障害のあり方と人間関係を伝える。
風になる 自閉症の僕が生きていく風景
重度自閉症を持つ著者・東田直樹が自身の内側の世界を言葉で表現したエッセイ集。自閉症当事者が見る風景と感じる世界を率直に伝える。
手話を公用語とする店舗の実践と聴覚障害者の視点から、手話文化とインクルーシブな空間づくりを伝える手記。
自閉症当事者による手記。幼少期から成人期にかけての生涯を通じ、自閉症者の内面的世界と社会との関係を当事者視点で描いた著作。
生きたい!家族とみんなと
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患いながら在宅生活を選んだ著者が、家族・支援者と生き続ける日常を綴った手記。当事者視点から在宅ケアの実態を伝える。
自閉スペクトラム症の子を持つ家族が大震災という極限状況を生き延びた体験記。障害のある子どもとの避難・生活の現実を当事者家族の視点で記録する。
アスペルガー症候群のある14人が、人間関係で役立つ実践的な工夫を語る手記。多様な経験にもとづく具体的な対処法を紹介する。
中途失明を経験した著者が盲導犬イザベルとの出会いを通じ、視覚障害を受け入れ前向きに生きる道を見つけていく手記。
視野の一部を失った「半盲」という状態と向き合いながら多彩な人生を切り開いてきた視覚障害者・藤澤光治の手記。
アスペルガー症候群を持つ現役教師が職場や日常での困難と工夫を当事者視点で率直に語り、幸せの法則を見つけるまでを綴った手記。
発達障害の娘と母親の関係、日々の営みと工夫について綴った手記。親の視点から当事者家族の人生を描く。
自閉症者である精神科医が、自らの経験と葛藤を一人称で綴った手記。社会との関係や医療現場での経験を通じて自閉症の内面を描く
アスペルガーの親と子が自身の経験を綴った手記。神経多様性の視点から家族関係と社会との関わり方を描く
ピック病と診断された著者が、事件を経験しながら、社会のなかでどう生きるかを綴った体験記。前を向いて歩むための工夫と覚悟を描く。
(引用)空気が読めずに浮いてしまう、なぜか会話が噛み合わない、時間を守るのが苦手、規則やルールにこだわる、予定を変更されるのがイヤ、音や光に敏感、周囲も自分も傷つけてしまう等、そんな悩みをお持ちの方に読んでいただきたい一冊です。
(引用)自閉症の次男の誕生、障害の診断、幼稚園入園までを兄妹、家族の出来事とともに描き、多くの支持を得た「発達障害だって大丈夫」の待望の第2弾! 小学生になった次男の成長、家族を描く。
(引用)「4に9から手紙が来ました。今日はダンスパーティーがあります。4が踊ってるるるるるー。6は登ってるるるるるー」歌いながらお絵描きするエリ。彼女に下った診断は「自閉症」―。まさか、自分の娘が―。病床の妻、壊れゆく生活、すべてを背負って臨床心理士の父は愛娘の障害に挑み続けた。自閉症と言われた我が子が家族の力で驚異的な成長をとげるまでの9年間の記録。
瞬
事故による記憶障害がある主人公が失われた記憶の真実を追う長篇小説。記憶障害のある人の視点でリアルに描かれ、映画化もされた話題作。
聴覚障害のある著者が人工内耳を装用し、初めて音を認識する驚きや日常生活の変化をつづった体験記。
僕たちは発達しているよ
発達障害のある著者が、自身の成長や日常のなかで気づいたことを率直につづった当事者手記。
聴こえないピアニスト
聴覚障害のある著者がピアニストとして活動する経験から、音楽と障害との関わり、表現活動の社会的意味を語る手記。音と沈黙の両方を生きる物語。
サヴァン症候群とアスペルガー症候群を持つ著者が、数字が色や形として見える独自の認知世界と自身の人生を綴った手記。当事者の視点で語られる。
発達障害のあるモデル・俳優の栗原類が、自身の特性と向き合いながら輝ける場所を見つけた経験を率直に語る手記。発達障害のある人が自分らしく生きるヒントを示す。
自閉症の僕の七転び八起き
自閉症のある著者・東田直樹が、日常のなかの七転び八起きをユーモラスにつづった当事者エッセイ。
神経発達障害(アスペルガー症候群)の可能性について、著者の経験と思考を綴った当事者による手記。発達障害と向き合う過程を描く。
(引用)本書は40歳になって自分がアスペルガー症候群とわかった著者が人生の軌跡をたどった自伝です。人とのつながりを切望しながら、それが適わなかった前半生から、自分の可能性と自分が変われることを信じ、徐々に自信をつけてきて今を生きていることを、洞察力をもち、あたたかな、そしてユーモラスな視点から生き生きと描写しています。本書で描かれている、深く愛情あふれる、そして誇りある彼の物語は、障害の有無にかかわらず、…
(引用)LDやADHDは「障害」なんかじゃない!3度の転校、数々の自傷行為...家族とともに“ディスレクシア”と向き合った若者の感動の物語。知っていますか?トム・クルーズも、現スウェーデン国王陛下も「文字の読み書き困難」を公表しています。
(引用)アメリカCBSテレビ、イギリスBBCのドキュメンタリー番組で大反響!自閉症で全盲でありながら、天才的な音楽の才能を持つ11才の少年レックスの物語。母の苦闘と愛が、奇跡を呼んだ。
高機能自閉症の子どもの誕生から就職までを親の視点から記録。診断、学校選び、いじめへの対応、就職支援まで、子どもの人生段階ごとに親の関わりと工夫を描く。
(引用)ちがってたって堂々と。これがわが家のモットー。前著『アスペルガー的人生』で自らの半生を語ったリアンが、結婚や子育ての経験を通してつかんだ、自分を見失わずに現実と向き合うヒントの数々。
青い鳥 (重松清)
吃音のある代用教員が各学校で生徒と向き合う連作短編集。障害や孤独をテーマに、言葉と人間のつながりを描く。
メモリー・キーパーの娘
1960年代、医師の父がダウン症の双子の娘を施設に預け死んだと偽った秘密が、家族全員の人生を変えていく様を描いたアメリカの小説。
(引用)しばしば噛み合わなくなってしまう会話。「個性的」を通り越し、周囲の目を忘れたかのような独特の行動。ボキャブラリーも、話題も豊富な僕の妻だが、まるで地球人に化けた異星人のようだ...なぜ?じきに疑問は氷解する。彼女はアスペルガー症候群だった。ちぐはぐになりがちな意識のズレを少しずつ克服する夫婦。その姿を率直に、かつユーモラスに綴った稀有なノンフィクション。
(引用)ピック病という難病と闘った記録
私の障害、私の個性。
(引用)「知的障害?」「精神分裂病?」「それともオクテなだけ?」さまざまな誤解を受けてきた私―「普通の人々の世界」「自閉症者の世界」二つの世界を生きる著者が大人になって振り返る成長の痛み、心の軌跡。
(引用)筆談で自らの思いを伝える自閉症児・美津穂の叫び!いま13歳、誕生から小学校卒業まで感動のドキュメンタリー。
マザーレス・ブルックリン
トゥレット症候群を持つ孤児探偵が師匠の死の謎を追う犯罪小説。神経発達障害という当事者視点を通じて、障害と社会の関係を描く。
ミリ子は泣かない
視覚障害のある少女が困難に直面しながらも自分らしく成長していく姿を描いた児童文学。当事者視点の感動的な成長物語。
個人的な体験
知的障害のある子が生まれた父親の苦悩と受容を描いた大江健三郎の小説。障害のある子を持つ家族の視点から葛藤と向き合いを克明に記した代表作。
二十一歳の父
アルジャーノンに花束を
知的障害のある青年が手術で天才的知能を得てから元に戻る過程を当事者視点で描いたSF小説。障害と社会的排除、知性と人間性の関係を問う。
トリフィド時代
流星群の影響で大半の人類が視力を失い、肉食植物トリフィドが蔓延する世界を描いた1951年のSF小説。視覚障害者が多数となった社会の崩壊と再建を問う。
地球の緑の丘
放射線事故で視覚障害のある宇宙詩人を主人公にしたハインライン1947年のSF短編。視覚障害がありながらも詩作を続ける意味を描く古典的作品。
手をつなぐ子等
1944年発表の児童文学で、知的障害のある子どもたちと健常者の友情を描いた作品。子どもたちの成長と交流を通じてインクルージョンの価値を伝える。
キチガヒ地獄
精神病院に収容された患者の視点から狂気と正気の境界を描いた夢野久作の短編小説。精神障害をめぐる閉塞的な環境を題材とする。
田園交響楽
盲目の少女と牧師の関係を通じて、視覚障害と道徳的葛藤、人間関係の複雑さを問うフランス古典小説。
盲人国
視覚障害者だけが暮らす孤立した山の谷に迷い込んだ晴眼者の体験を通じ、障害と正常さの相対性を問うH・G・ウェルズの1904年の短編小説。
黄色い壁紙
神経症を患う女性が療養先で壁紙の模様に幻覚を見るようになり精神的に追い詰められていく様を描いた、19世紀末アメリカの短編小説。
Against Technoableism
テクノロジーと障害についての既成概念に異議を唱え、障害者がテクノロジー活用における真の専門家であることを主張するマニフェスト。
Disability visibility
視覚障害・肢体不自由・慢性疾患など多様な障害のある人たちが自身の経験と視点を語るエッセイ集。障害のある人の世界観を理解する基本書。
障害者と健常者の両者にアクセス可能な環境設計について考察したエッセイ。UDの本質と、誰もが利用できる空間の実現に向けた設計思想を探る。
Tragic Design
悪いデザインが実際に人を傷つけた事例をもとに、倫理的でインクルーシブなデザインの実践的重要性を論じた著作。