カラーユニバーサルデザイン(CUD)と色覚多様性についての大学セミナー報告。色だけに依存しない設計(形、質感、記号で補う)、多様な見え方を理解することで新しい表現可能性が広がることについて、学生とのやり取りを通じて述べられている。
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そのほかの #色覚多様性 ピックアップ
色覚シミュレーションを使った研究などを3本まとめて紹介する週次の記録である。放射線治療計画画像で色の符号を拾えない可能性、色弱向けの適応型デザインのレビュー、科学データ向けカラーマップ cividis を取り上げる。
色だけで区別させるゲームは、赤と緑の区別が難しい色覚特性のあるプレイヤーが遊びにくくなるとして、色の違いに加えて形の模様や明るさの差を使うべきだと解説している。
色画用紙から考える、ものづくりとCUD
色画用紙を例にしたカラーユニバーサルデザイン学習会。大王製紙との対話を通じ、ものづくりとCUDの関係を考えるオンラインイベント。
Windows 11の色フィルター機能により、グラフの線や画面上の情報がより分かりやすく見える体験を記述。見え方は努力だけではなく、設定で自分に合わせて調整できるという気づき。
赤緑色覚特性を持つ医療者が指摘する、看護研究発表スライドでよく見られる3つの見えにくさ(積み上げ棒グラフ、淡い文字、色だけの意味分け)と解決策。色だけに依存せず、数字・形・ラベルなど複数の手掛かりを用いることが、色覚特性のある人だけでなく幅広い人にとって有効であることを示す。
UXデザインの基本原則を提唱する記事。アイコンをテキストで代替し、色弱者も見分けられるよう赤と青のみで配色。モノクロ印刷対応にするなど、シンプルで機能的なデザインが実用性と目への負荷軽減をもたらすと主張している。
そのほかの #デザインシステム ピックアップ
WCAG 2.2の達成基準3.2.4「一貫した識別性」を、デザインとコーディングの両面から解説する記事である。同じ機能のボタンやアイコンには、どのページでも同じ名前と見た目を使うことを求める基準である。
AIだけではウェブサイトを完全にアクセシブルにできないと述べ、スキル・ガードレール・設計システム・人の検証と組み合わせることでAIが支援の力になると論じる記事。
Every contrast failure on our site is the same Tailwind feature, and measuring it needs a canvas
クイズアプリのコントラスト監査で全ての失敗が一つの Tailwind 機能に由来することを発見。oklab・oklch 色空間に対応した Canvas ベースの測定方法を紹介し、正確な色値取得の重要性を解説。
アクセシブルなUIコンポーネントライブラリをオープンソース化した発表。8つのコンポーネントについて、WCAG要件をテーマ別に文書化し、Gherkin形式のテストシナリオと自動テスト実装を含む。
Vaadin Button の Web Component 開発の 9 年以上の歴史をとおして、アクセシビリティに対応するための技術的課題と解決方法を描く。Shadow DOM 設計、フォーカス管理、tooltip の accessible 化など、進化の過程を追う。
デザインシステムがキーボード操作とフォーカス移動を一貫して管理するメカニズムを解説。フォーカストラップ・ARIA・イベントハンドリングの実装と、アプリ側のオーバーライドが破壊する事例を紹介。
そのほかの #UXデザイン ピックアップ
(引用)アクセシビリティを、デザインの基本に。 本書は、年齢や障害の有無、利用環境にかかわらず、あらゆるユーザーが必要な情報や体験を得られるよう、「アクセシビリティ」をデザインの初期段階から組み込むための考え方と実践を学べるハンドブックです。 日本でもデジタル庁がウェブアクセシビリティの導入を推進し、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」が目指されています。アクセシビリティは、一部の人のための特別…
Kyoto UI自由研究室 #1 (2026/11/13 19:00〜)
UI・UX・アクセシビリティに関する気づきや試験を持ち寄る勉強会。完成度不問で、途中経過や失敗事例の共有も歓迎する。
アクセシビリティは実装後に属性を足しても解決しない、という連載の最終回である。情報設計やフォーカス戦略、ダイアログの振る舞いは設計の前提であり、後から変えると画面遷移や状態管理まで見直す必要が生じると論じる。
The Design + Accessibility Summit
デザイン専門家向けのオンラインサミット(第7回)。アクセシビリティの実装をマスターしたいデザイナーを対象とした、4日間の集中的なナレッジシェアと最新事例の紹介。
加齢による目や指の変化を前提に、シニア層のパズルゲーマー向けのUIを考える記事。小さなボタン・低コントラストの灰色の文字・急かすタイマーが利用者を遠ざけるとし、大きなタップ領域と濃いコントラストが、ゲームを誰にでも遊びやすくすると述べる。
「誰もどれも取り残さない」は、どうつくる?|PROJECT SOLITの実践
ファッションを起点にインクルーシブデザインを実践する PROJECT SOLIT の代表による、社会の在り方を問い直すセッション。属性やカテゴリーではなく、人間の多元性から考えるアプローチと企業との共創事例を紹介。
そのほかの #教育・研修 ピックアップ
教職員向けの実践交流会。現場の先生によるリアルな実践発表と交流を通じて、自身の指導や支援のヒントを得る。
食事支援における「食べない」の原因を多角的に見立て、実践的なアプローチを学ぶセミナー。姿勢・食具・口腔状態・環境など複数の要因を踏まえた支援技術を解説。介護・医療従事者向け。
ピア・サポート(子ども同士のサポート)で、教室の問題解決と連携の仕組みを学ぶ研修。
(引用)2007年に特別支援教育が法制化され、8年が経過しました。その間2012年には中央教育審議会から「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」の報告が出され、2016年4月1日には、いわゆる「障害者差別解消法」が施行されます。このような状況下、学校現場では、具体的にどのようにインクルーシブ教育を進めていけばいいのでしょうか。この難しくも希望のある問いに、編集代表…
(引用)臨床と研究を往還してきた児童精神科医が,ケースを通して多様な発達像を取り上げ,従来の発達障害観を超え,ニューロダイバーシティの視点から新たに試みた一冊.
かんかくかびんってなあに?
身体に触れるモノの感触への過敏を扱うシリーズ図書。衣類や靴など、固さや素材感が苦手になる子どもの視点で説明する。